レム

赤信号と柿の巻

生活支援施設の巡回車の中。 活動を取材するクルーの一人として搭乗している。ボロボロのワンボックスカー。経済の崩壊したどこかの国のどこかの村を行く。しかし、なぜかその地域ではその巡回車は忌み嫌われており、村民が憤怒の表情で棒切れや鍬を持ち追い…

決して水底を覗いてはならないの巻

前半失念。 自宅寝室、ベッドでうとうとしながらマンションに併設されているスポーツジムのパンフレットを見ている。 プールのページ。何故かハードタッチのマンガ仕立て。ページ全体に真っ暗な水面が描かれ、その真ん中に固めのフォントで「決して水底を覗…

ダメなバーの巻

夜の港町。 街頭に照らされたスタンドバーが大勢の人で賑っている。 人の多さに嫌気がして引き返そうとするが入口で部下と遭遇した。 そのままカウンターに座りビールを頼む。 行きつけだったバー。 備え付けの大きな黒板にはなぜか消防署や警察署の電話番号…

コスプレの巻

大声大会会場。 優勝商品はカーナビ。 審査員席には藤山直美さんと織田裕二さんの姿がある。 参加者の中にはなぜか声も発さずエレキギターをかき鳴らす者がいた。 審査員の姿にピンと来た僕は目薬を注してから叫ぶことを思いついた。 大型のドラッグストアに…

漁船カーと一本背負いの巻

漁船にタイヤが4輪付いたもので地元の国道を走っていた。 動力は風。向かい風に髪がなびく。 前方からトラックが迫ってきたのでアーケード街に突入。 トラックのスピーカーから、止まりなさい、と警察口調で指示が飛んでくる。 捕まってはまずいので段々状…

CCBと北朝鮮の巻

現在の住居。 キッチンの窓枠に元CCBのベースの人が腰掛けて話している。 僕はタメ口で相槌を打っていた。 しばらく話してから初対面で年上であることを指摘される。 途中から敬語でのインタビュー形式の会話になる。 猪木のせいで北朝鮮では酷い目に遭った…

愛しているのに明らかに違うの巻

実家の庭。 芝生の上には本が散らばっている。 山下久美子さんがブランコに乗って歌を歌っている。 僕は何故か山下さんを妹だと思っている。 愛しているのに、明らかに違う という歌詞。 僕は庭に落ちていた貝殻を集めながら一緒に歌った。

煙を吐くインパラの巻

ボロボロの軽自動車で大きなカーブを曲がっていた。 対向車線から一台の車。同級生が3人乗っている。 その中の、学生当時苦手だった男が道を尋ねてきた。 僕はウソの道を教えた。 しばらく進むと、さっき道を教えた車がボンネットから煙を吐き出しながら停車…

モスバーガーの巻

横断歩道で信号待ち。 僕の真後ろにおじさんが2人いるらしく大きな声で会話をしている。 姿は見えない。 「あの麺のは量には驚いた」 「戦後すぐにひつまぶしもあったでしょう、最近見ないけど」 「ありましたねえ。私の地方では全部スープがついてたんです…

三宅祐司さんはいい人の巻

家具店でグレーのソファーを注文。 直後に「このお店で以前詐欺事件がありました」と携帯にメールが入る。 携帯電話の画面はやけに大きいが解像度の低いフォントだ。 その場を逃げるように歩き出し、どこかに電話しながら人ごみをかき分けて行った。 ソフト…

焦燥感の巻

一辺が30センチくらいの立方体が3つ。 ある規則性をもって移動させると4つになる。 焦りが募る。 自転車のブレーキ音が聞こえる。 それはネバーエンディングストーリーのテーマのイントロだった。

ドアップの3人の巻

実家。 パソコンのフロッピーディスク挿入部分から次々とプリントアウトされる容疑者のモンタージュ写真。 薬用シャンプーを塗布するとアリバイのない者の写真だけが溶けるらしい。 手袋をはめシャンプー液にそれらを浸す。 手袋が溶け出す。 まずい。これを…

頬骨の張った女の巻

角部屋。北側と東側に大きな窓。青々と芝生の茂った庭が見える。 何かのパーティの余興。宝探し。 木製の大きなデスクの上にはその時点までに見つけられたリボン付きの箱が散らばっている。 最期の宝を見つけた僕は商品を受け取った。 ウイングチップの茶色…

イシスの巻

新薬の命名会議。 ホワイトボードには「イ」から始まる言葉が列挙されている。 円卓を反時計回りで発言権が回って来る。 僕は「イシス」という名前を用意していたが少し前の人間にそれを提案されてしまった。 高層ビルの屋上に建てられた木造の汚い小屋。 台…

説得の巻

ロールスクリーンを求めてホームセンターに。 二階建てで吹き抜け部分が広くて無駄の多い構造。 余計な柄がプリントされた商品ばかり。 子供用ロールスクリーンのコーナーにロボット柄の商品。 それを気に入った友人が買おうとしているのを止めるように説得…

全裸の巻

控え室。 新人である僕にさえ気を使って久本雅美さんが話しかけてくる。 すごくうっとおしい。途中から明石家さんまさんに替わっていた。 ワープ。 どこかのデパート。ここのエスカレーターは中間地点を軸としたシーソー方式。 ダイナミックな動きで下層へ降…

初日

ブログを始めていた。タイトルは「ディズニー」 野原で子犬が戯れている画像。 その日のエントリーは「こんな死に方はイヤだ」 挿絵つき。 「トロッコに乗っていると火口に運ばれていた」 「高圧力で噴出されるペプシで胴体切断」 啓示を受けたような気がし…